
大きさや見た目にこだわらない方におすすめ。梅農家が自家農園で育てた紀州完熟南高梅です。
紀州梅苑(和歌山県みなべ町の梅農家)の自家農園で育てた完熟梅です。店主が土づくりから管理、収穫、選別、梱包、発送まで携わった、生粋の紀州南高梅です。
「完熟梅 キズあり」は2L~4Lサイズでキズがある、訳ありの完熟梅です。はじめて梅干を作られる方、たくさん作られる方、見た目をあまり気にしないという方におすすめです。
完熟梅は6月中旬~7月初旬にかけて収穫を始めます。「樹上手もぎ」は、樹上で自然落下する前に手もぎで収穫します。「自然落下」は樹上で熟して自然落下した完熟梅を収穫します。
自家農園での紀州南高梅の収穫
5月下旬には南高梅の収穫の準備の為、畑一面にネットを敷きます。 収穫の効率化と、完熟して落下してしまった青梅の落下の際の衝撃を和らげたり、落下後虫が付かないようにするためです。


6月中旬になると、やっと実も完熟し始めるので、梅干し用の梅として使えます。 木から直接人の手で収穫したり、完熟して落下してしまった実を拾ったりするんです。この時期が収穫の最盛期です。
6月下旬、梅の実はほとんどが完熟して落下するため、毎日収穫します。 いい完熟梅をできるだけお客さまにお届けできるよう、雨の日も風の日も収穫にいきます。


去年の夏の猛暑や、秋の台風の直撃もありませんでしたが、近年地球温暖化の為か、太平洋側では雨がほとんど降らなくて、結果野菜等の異状な値上がりが続いています。
昨年(令和6年)は1月初旬より梅の花の開花が始まり1月末には満開となり、平年時より約2週間位早く咲きました。2月初旬頃には、早咲きの花の後、結実した梅の幼果が顔を視かせていましたが、最終的には過去に例をみない位の約3割作という大凶作の年となり、その上、強い寒気の影響で、ヒョウやアラレが降り、数少ない幼果に当たり、ほとんどの梅の実に傷が付きました。
今年度(令和7年)は、2月16日位より、梅の開花が始まり2月27日位には満開となりました。気温の低い日が続き寒波も何回かあり、雨もほとんど降らなかった為、平年より約2週間位遅れました。
農協によると、昨年の場合、「めしべ」の不完全花が多かったことによる不受精花や、生理落果が多く見られたが、本年の花は健金で大きく開いており「めしべ」もしっかりついているように見受けられるとの報告がありました。
梅の開花は、遅ければ遅いほど良いと昔から言われるのは3月から4月にかけて遅霜があった場合、まだ葉が展葉していない為、梅の幼果が凍結して落下する可能性があるためです。 梅の着果状況は、今後の天候に左右されますので、安定した気候を願うばかりです。
令和7年3月16日現在
今年の作付けは豊作というわけではありませんが、平年並み程度と予測しています。
令和7年3月31日現在
エコファーマー認定を受けた店主が自家農園で育てています

紀州梅苑で扱っている青梅は全て、自家農園で作っています。お店のすぐ隣にある平地の農園と、お店から少し離れたところにある山の中にある農園です。完熟梅もこの自家農園で採れたものを使っています。
南高梅を育てているのは、和歌山県知事より「エコファーマー」認定を受けている、当店の店主である坂本 利廣(さかもと としひろ)。「自社で責任を持ってお客様にお届けしたい」をコンセプトに、生産から加工、出荷まで全て自分たちの手で行っています。
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店主は、環境に優しい農業を策定し、実践するために、土づくりを基本に、農薬と化学肥料を減らす努力をし、知事から認定を受けた農家である「エコファーマー」です。 |
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完熟梅は熟れるのが早いのでその日のうちがおすすめです
完熟梅(キズあり)は「樹上手もぎ」と「自然落下」がございます。自然落下は樹上で熟れて自然落下した青梅です。梅の木は低いとはいえ、5メートル以上の高さから落ちるものもありキズやいたみがあります。しかし、落下する寸前まで樹の上でじっくり熟れた自然落下の完熟梅は梅干が柔らかくふんわり仕上がると、あえてこちらを選ばれる方もいらっしゃいます。
自然落下の完熟梅はお客様のもとに到着するころには追熟がすすみ、茶色くなってしまっているものがどうしても出てきます。梅干になってしまうと気にならなくなりますが、どうしても見た目が気になる方は樹上手もぎの完熟梅をおすすめします。

この完熟梅は2025年度(令和7年度)のキズあり完熟梅です。
4月10日(木)より予約を受付けさせて頂きます。
「樹上手もぎ」と「自然落下」がございます。
お届け時期は6月初旬~6月下旬の予定です。
こちらの商品は翌日着のみとなっております。
北海道・沖縄・離島・青森・秋田・岩手・長崎・鹿児島へはお届けできません。
手もぎをお選びいただきますようよろしくお願いいたします。