人の手を極力入れず、自然のままに、自身の力で育った無農薬青梅です。
「無農薬で青梅をつくることは難しい」
正確には、商品としてお届けする品質、量の青梅をつくるのは難しいんです。
無農薬で育てるということは、青梅が病気や虫などに食べられる可能性が高まることを意味します。病気にかかったり虫がつくと、近くの木にも伝播します。無農薬の場合どうしてもそういったことが起きます。つまり、無農薬青梅をつくるには、他の梅への被害を防ぐために畑ごと無農薬栽培をしないといけません。
本年度はほとんどの青梅に雹被害によるキズがついてしまいました。
【2025年度の無農薬冷凍梅について】
平素より紀州梅苑をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、2025年4月14日に和歌山県みなべ町一帯を突然襲った激しい雹(ひょう)により、当園も甚大な被害を受けました。
4月初旬にも一度雹が降りましたが、その際の影響は軽微で済みました。
しかし今回は、小石ほどの大きさの雹が畑全体に降り注ぎ、育成中の梅の実や枝葉に深刻な損傷が生じてしまいました。
昨年度の大凶作に続き、今年度もこのような被害が重なり、産地全体が2年連続の厳しい状況に直面しております。
当園でも、ほぼすべての梅に大小さまざまな傷が見られる状況でございます。
そのため「厳選南高梅」につきましては販売を中止させていただくことといたしましたが、「無農薬冷凍梅(キズあり)」につきましては販売を継続いたします。
ただし、収穫された梅のほとんどに雹によるキズが含まれることをご理解のうえ、お求めいただけますようお願い申し上げます。
お客様にはご不便・ご迷惑をおかけいたしますこと、心より深くお詫び申し上げます。
何卒、産地の厳しい現状をご賢察賜り、ご理解くださいますようお願い申し上げます。











































































