塩漬け梅なら、完熟梅のシーズンを過ぎても自宅で梅干し作りを楽しめます!
梅干しの作り方は簡単にまとめると、完熟梅と粗塩をビンに詰めて、梅酢が上がってくるのを待ち、梅酢に漬かった状態で1ヶ月ほど保管し、その後天日干しをしてさらに3ヶ月熟成させて完成です(詳しい梅干しの作り方はこちら)。
塩漬け梅とは、梅酢に漬かった状態の梅をいいます。上記に書いたように、梅干しの天日干しをする前の干さない梅です。この状態の梅は塩分濃度が非常に濃い梅酢に漬かっているので、1年経ってもほとんど腐ることがありません。塩分濃度が濃い梅干しの消味期限が、塩分控え目の梅干しに比べて非常に長いのと同じです。
完熟梅のシーズンを過ぎても、自分で梅干しを作りたいという方がいらっしゃいます。
そのような方のために塩漬け梅をお届けすることにしました。もちろん、塩漬け梅に使用している梅は100%、みなべ町の梅農家直送の南高梅です。
自家農園での紀州南高梅の収穫
6月中旬から下旬にかけて収穫した完熟南高梅は水で洗ったあと、ひとつひとつ目視でキズのチェックを行い、選果機を通して梅をサイズごとに選別します。
選別した梅を大きなタンクに移動します。タンクに梅を入れて粗塩をかぶせます。この時期はタンクが一杯になるまでこの作業を繰り返します。大きいタンクで漬けることで、密度が濃く、塩との接地面も大きいので家庭でビンで漬けるより梅酢の上がりが速くなります。
梅と塩を入れ終えたら梅酢を上げるため梅の上にふたをして重石をのせておきます。
いっぱいになったタンクは別の場所に移します。重石をのせて数日で梅酢が上がってきます。1週間に1度は梅酢を循環させて塩分を均一になじませます。梅酢に漬かった状態で最低でも3週間ほど漬けこみます。
この熟成期間中が終えると、いよいよ梅干し作りのハイライトともいえる天日干しが始まります。
梅酢に漬かった状態の梅です。あとは天日干しをして熟成させれば白干梅干の出来上がりですが、塩漬け梅はこの、天日干しをする前の梅酢に漬かった状態の梅のことをいいます。
完熟梅のシーズンを過ぎてからお届けできるのはこの工程を経る必要があるためですが、だからこそ、シーズンが過ぎてからも梅干し作りがご家庭で行うことが可能になります。
エコファーマー認定を受けた店主が自家農園で育てています
紀州梅苑で扱っている青梅は全て、自家農園で作っています。お店のすぐ隣にある平地の農園と、お店から少し離れたところにある山の中にある農園です。冷凍梅もこの自家農園で採れたものを使っています。
南高梅を育てているのは、和歌山県知事より「エコファーマー」認定を受けている、当店の店主である坂本 利廣(さかもと としひろ)。「自社で責任を持ってお客様にお届けしたい」をコンセプトに、生産から加工、出荷まで全て自分たちの手で行っています。
店主は、環境に優しい農業を策定し、実践するために、土づくりを基本に、農薬と化学肥料を減らす努力をし、知事から認定を受けた農家である「エコファーマー」です。 |
梅酢から出して天日干しをすれば白干梅干の出来上がり!
完熟梅を使って梅干しを作る時期は、完熟梅収穫シーズンの6月中旬から7月上旬が限度です。8月に入るとさすがに生の完熟梅を手に入れることはできませんが、8月に入っても「梅干し用の完熟梅はないの?」といったお問い合わせをいただくことがあります。
当店では、梅酒・梅ジュース用に作っている冷凍梅をお届けすることは可能ですが、冷凍梅は皮がやぶけやすく、梅干しには向いていません。塩漬け梅は、塩分濃度の高い梅酢に漬かっているのでとても長持ちします。夏を過ぎ、10月になっても梅干し用梅をお届けできます。
自宅で「塩漬け」の工程を行うことはできませんが、梅干し作りのハイライトである「天日干し」から始めることの出来る塩漬け梅を使って梅干し作りをしてみませんか?
「いつだって、自分好みのレシピで漬けた梅干しを作ってストックしておきたい」
「私のつくった梅干しが一番美味しい!といってくれる人のためにシーズン以外でも作って喜ばせてあげたい」
「夏休みの自由研究に梅干し作りを体験させてあげたい」
そのような方たちに、是非塩漬け梅をお試し頂きたいです。
令和5年(2023年)収穫の南高完熟梅で作った塩漬け梅です。
10月末頃まで販売予定です。
塩漬け梅なら、完熟梅のシーズンを過ぎても自宅で梅干し作りを楽します!
梅干しの作り方は簡単にまとめると、完熟梅と粗塩をビンに詰めて、梅酢が上がってくるのを待ち、梅酢に漬かった状態で1ヶ月ほど保管し、その後天日干しをしてさらに3ヶ月熟成させて完成です(詳しい梅干しの作り方はこちら)。
塩漬け梅とは、梅酢に漬かった状態の梅をいいます。上記に書いたように、梅干しの天日干しをする前の干さない梅です。この状態の梅は塩分濃度が非常に濃い梅酢に漬かっているので、1年経ってもほとんど腐ることがありません。塩分濃度が濃い梅干しの消味期限が、塩分控え目の梅干しに比べて非常に長いのと同じです。
完熟梅のシーズンを過ぎても、自分で梅干しを作りたいという方がいらっしゃいます。
そのような方のために塩漬け梅をお届けすることにしました。もちろん、塩漬け梅に使用している梅は100%、みなべ町の梅農家直送の南高梅です。
自家農園での紀州南高梅の収穫
6月中旬から下旬にかけて収穫した完熟南高梅は水で洗ったあと、ひとつひとつ目視でキズのチェックを行い、選果機を通して梅をサイズごとに選別します。
選別した梅を大きなタンクに移動します。タンクに梅を入れて粗塩をかぶせます。この時期はタンクが一杯になるまでこの作業を繰り返します。大きいタンクで漬けることで、密度が濃く、塩との接地面も大きいので家庭でビンで漬けるより梅酢の上がりが速くなります。
梅と塩を入れ終えたら梅酢を上げるため梅の上にふたをして重石をのせておきます。
いっぱいになったタンクは別の場所に移します。重石をのせて数日で梅酢が上がってきます。1週間に1度は梅酢を循環させて塩分を均一になじませます。梅酢に漬かった状態で最低でも3週間ほど漬けこみます。
この熟成期間中が終えると、いよいよ梅干し作りのハイライトともいえる天日干しが始まります。
梅酢に漬かった状態の梅です。あとは天日干しをして熟成させれば白干梅干の出来上がりですが、塩漬け梅はこの、天日干しをする前の梅酢に漬かった状態の梅のことをいいます。
完熟梅のシーズンを過ぎてからお届けできるのはこの工程を経る必要があるためですが、だからこそ、シーズンが過ぎてからも梅干し作りがご家庭で行うことが可能になります。
エコファーマー認定を受けた店主が自家農園で育てています
紀州梅苑で扱っている青梅は全て、自家農園で作っています。お店のすぐ隣にある平地の農園と、お店から少し離れたところにある山の中にある農園です。冷凍梅もこの自家農園で採れたものを使っています。
南高梅を育てているのは、和歌山県知事より「エコファーマー」認定を受けている、当店の店主である坂本 利廣(さかもと としひろ)。「自社で責任を持ってお客様にお届けしたい」をコンセプトに、生産から加工、出荷まで全て自分たちの手で行っています。
店主は、環境に優しい農業を策定し、実践するために、土づくりを基本に、農薬と化学肥料を減らす努力をし、知事から認定を受けた農家である「エコファーマー」です。 |
梅酢から出して天日干しをすれば白干梅干の出来上がり!
完熟梅を使って梅干しを作る時期は、完熟梅収穫シーズンの6月中旬から7月上旬が限度です。8月に入るとさすがに生の完熟梅を手に入れることはできませんが、8月に入っても「梅干し用の完熟梅はないの?」といったお問い合わせをいただくことがあります。
当店では、梅酒・梅ジュース用に作っている冷凍梅をお届けすることは可能ですが、冷凍梅は皮がやぶけやすく、梅干しには向いていません。塩漬け梅は、塩分濃度の高い梅酢に漬かっているのでとても長持ちします。夏を過ぎ、10月になっても梅干し用梅をお届けできます。
自宅で「塩漬け」の工程を行うことはできませんが、梅干し作りのハイライトである「天日干し」から始めることの出来る塩漬け梅を使って梅干し作りをしてみませんか?
「いつだって、自分好みのレシピで漬けた梅干しを作ってストックしておきたい」
「私のつくった梅干しが一番美味しい!といってくれる人のためにシーズン以外でも作って喜ばせてあげたい」
「夏休みの自由研究に梅干し作りを体験させてあげたい」
そのような方たちに、是非塩漬け梅をお試し頂きたいです。
令和4年(2022年)収穫の南高完熟梅で作った塩漬け梅です。
10月末頃まで販売予定です。